異世代ホームシェア、異世代同居に関して、よくあるお問い合わせやご質問を以下にまとめました。

 

1.下宿と何が違うのか?

いわゆる下宿とほとんど同じものですが、異なる点としては、①学生・若者への経済面での応援という一面があることから、オーナーの営利の側面があまりないこと、②必要なことはお互いに支えあうという点で対等という関係で、大家と店子という関係ではない点があげられます。また、ペアの意向にもよりますが、③地域交流、地域づくりへの積極的な参加を目指している、といった点でも特色があると考えています。

単純な下宿ですと、よい関係が続けば自然とそうなる場合もありますが、異世代同居の仕組みでは当初からそこを目指して関係性を築いていくことになります。

 

2.家賃を設定する場合、一般の家賃相場の何割程度にするのが妥当か?

一人暮らし用物件の家賃相場に対して5割程度が目安になると考えています。

ホームシェア時に毎月支払う基礎部分(光熱費雑費)は15,000円ですが、平準化した場合は光熱費の実費を少し超えると考えられるため、相場の半額ほどの賃料設定を入れた場合には、実際の学生の支出は通常の一人暮らしと比べると6割から7割程度になる見込みです。

 

3.留学生に限定して受け入れることは可能か?

留学生に限定して受け入れることも可能です。また、受け入れたい国・地域の希望を設定していただくことも可能です。

 

4.契約形態はどのようなものになるのか?

金銭トラブルを避けるためにシニアと学生とでは直接お金のやり取りをしないため、それに加えてトラブル時に当社が当事者として十分に関わることを担保するため、契約上は転貸借(サブリース)契約となります。

不動産適正取引推進機構が公表している賃貸住宅標準契約書をベースに、ホームシェア用に弊社でアレンジしたものを使用いたします。

 

5.門限、食事の提供、友人を呼ぶ、家事の分担、光熱費の負担分、トイレ・浴室の使用方法などのルール決めは、紹介時に提示されているのか?

トイレ浴室の細かなルール以外は、サイトへの物件掲載時に大枠は提示する予定です。光熱費やトイレットペーパーや電球等の消耗品については、毎月の支払(15,000円)に含まれます。

 

6.生活時間が異なるのが気になる

基本的な門限などは予め合意して設定します。

夕食を原則一緒にとる取り決めをしている場合などは、自然と生活時間も重なる傾向になると考えられ、お互いに規則正しい生活時間帯を保つような生活になることが見込まれます。

他にも、浴場の使用時間帯など、気になりそうなものは予め相談し、基本的なルールを取り決めてからの入居となります。

学生に付きものの宴会やサークル、外泊などで帰宅時間等が変更になる場合は、事前に取り決めた連絡方法で連絡を取り合い、お互いに心配をかけることがないようにしていただきます。

 

7.夕食を一緒にとるとしても、食べたいものが異なるのではないか

一緒に食べる場合でも、食事はそれぞれで用意するという形態をとることも可能です。

献立によっては同じものを食べることでも問題ありませんし、こうしなければならないというものでもないので、当事者同士で柔軟に対応するペアが多いようです。

 

8.友人を呼んだりするのではないか

募集時に友人を呼ぶことについて禁止する条件を入れることができます。

また、呼んでもかまわないという場合でも、事前にシニアに連絡をするように学生には案内いたします。

 

9.同居前に顔合わせはあるのか

必ず面談の機会を設けるようにしております。また、できるだけ保護者等も同席いただくように調整します。

実際に顔合わせをする場合は、基本的にシニア宅での面談をお願いしております。

ただし、次年度の新入生で現在は地方に住んでいる場合などで、シニア宅への学生の訪問の調整が難しい場合には、SkypeやAppear.inなどのビデオ通話を利用して面談を行うことはあります。面談は原則コーディネーターも立ち会いますので、機器がない場合はその場でお貸しいたします。

 

10.契約期間や中途解約についてはどうか

原則1年単位ですが、当事者間で問題ないようでしたら、希望に応じて学生の大学等の在籍期間に応じた期間で設定するか(1年ではなく4年契約にする等)、その終期までの自動更新となります。契約期間中でも中途解約は可能か 中途解約については、やむをえない場合には、1ヶ月以上の予告期間を置いた上で可能です。

 

11.両者の関係が悪くなった場合の対応はコーディネーターが対応するのか?

両者の関係調整はコーディネーターが責任をもって対応します。

また、関係が悪くならないよう、定期・不定期にコーディネーターからお声がけいたしますし、ペアからコーディネーターへの相談も随時受け付けております。

 

12.実際に異世代同居をされた、シニア、学生の声はどうか?

国内外で総じて肯定的な声のほうが多い仕組みです。

シニアの側からは、生活の自由度は少し減るが、若い人がいることで生活に張りが出たとか、家が明るくなったとか、人がいることで安心できる環境になった、普段のついででお手伝いが頼めることが助かる等、得るもののほうが多いとの意見。

学生側も、一人暮らしよりも自由度が減ることがまずあがりますが、その裏返しとして生活リズムを大きく乱すことなく生活できている点があがります。また、結果的に地域の人と関われたことに対して肯定的な声があることや、普段の生活では滅多に接触がない親族ではないシニアとのかかわりで、他人のことを思いやり、耳を傾け、適切なコミュニケーションを図るというコミュニケーション能力の醸成に役だったという声もあります。

 

13.これまで両者で起こったトラブルはどのようなことがあったのか?

国内の事例では、深刻なトラブルに至った例は公にはほとんど報告されておらず、マッチング時のコーディネートが機能しているためと思われます。普通のご家族でも起こるような軽いトラブル例はあるものの、事柄だけでみれば多くは当事者どうしでも話し合いで解決可能なレベルのものと考えられます。

ただ、人と人との関係なので、どうしても合わないということもあるという懸念もあると思います。国外の事例ですが、数字で出ているものが一つあったのでご紹介すると、スペインでの同様の取り組みで、約500人の利用学生へのアンケートの結果、1回以上ペアを変えるに至ったことがある学生は10名ほどで、最多で3回という学生がいたものの、3回目の変更後はうまくいっているという報告もあります。

なお、スペインは一般的には家族主義が非常に強く、住居に関して家族関係を意識する傾向は日本と似たような文化といわれていますが、ホームシェアの取り組みが非常に広まっている国の一つとなっています。日本でもひと昔前までは、下宿や書生だったり、長屋暮らしなど血縁のない他者との共同生活が当たり前のように行われていたこともあり、異世代ホームシェアの取り組みが広まるための素地は十分あると考えております。

 

14.居室はリフォームする必要はあるのか?現状でも良いのか?鍵の取り付けは?

現状のままでも差し支えありません。

鍵は当事者の意向に沿いますが、取り付けが必要な場合は学生側の費用負担となります。

一般的なリフォームをするかどうかはシニア側がどういう状態で受け入れたいかというご意向を優先いたします。リフォームするとしても、単純に壁紙等の一新でお部屋を綺麗にすることや、共用スペース以外の動線を分離してシェアハウスと似た構造にするなど、様々なパターンがありますので、予算や現在の暮らしぶりと相談ということになると思われます。

 

15.退去時の原状回復はどうなのか?(喫煙者の場合の壁の汚れ)

標準的な賃貸借のルールどおり、自然損耗を超えるものについては原状回復義務があるものの、賃貸借の原則ルールどおり経年劣化を考慮した費用負担となるため、受け入れ時にリフォーム等を行わない限りは、学生側のコスト負担そのものが発生しない可能性があります。

ただし、利用ルールで必ず取り決める室内喫煙の可否について、禁止していたにもかかわらず喫煙等で汚損した場合は、学生側の負担で張替えをするようになります。

 

16.自治会等の活動に参加する義務が生じるのか?

義務とまではいたしません。声をかけやすく、比較的協力的な地域の若者が増える、といった位置づけになります。

 

17.単身シニアでないと、該当しないのか?(夫婦が健在の場合?)

ご夫婦の場合でも問題ありません。国内外の事例でも、夫婦ご健在のケースは相当数あります。

 

18.マッチングを行う場合の日時はどうか?(平日or休日?)

コーディネーターが柔軟に調整いたします。

 

19.シニアが倒れていたなど、緊急の場合に学生の責任が問われないか?

学生は居合わせただけですので、責任が生じることは考えられません。逆の場合も同様です。

なお、緊急時の対応についてはペアともにガイダンス時に、警察や消防にまずご連絡いただくこと、事後の対応のため当社にもご連絡いただくようご案内いたします。

また、ペア生活が安定してきた後になりますが、消防局などが実施する救命講習の受講をご案内するなど、緊急時の応急対応の心得をできるだけ身につけていただくようにする予定です。

 

20.シニアが、病気等により長期に入院する場合には、学生はその間も居住できるのか?

事前の取り決めに原則従いますが、シニアが意思疎通可能であれば、そのときに新たに当事者が合意すれば住み続けるという選択もあります。

シニアのご家族などとご相談する場合には、住宅は誰も住んでいないと痛みやすくなるといった話も踏まえながら、できるだけ学生が住み続けられるよう当社からも依頼いたします。

また、少なくとも学生が次の居住先が見つかるまでの相当期間の居住権は、契約上保護するような仕組みとします。

 

21.性別はどうか?例えば男性シニア宅に女子学生は同居が可能なのか?

男性シニアの単身宅に、女子学生のマッチングは原則行いません。シニアがご夫婦の場合は、当事者の意向に沿います。

 

22.火災や水漏れ等の事故を起こした場合の賠償責任はどうなのか?保険に入る必要はないのか?

保険加入は契約上の義務としております。

 

 

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