高校卒業後、今やほとんどの子どもが大学や専門学校に進学し、高校卒業後にすぐに就職するのは少数派となっています。 しかし、大学生に限らず、高校卒業後の進学についてはとてもお金がかかるのが実情です。
【大学進学にかかるコスト】
日本政策金融公庫、平成28年度教育費負担の実態調査によると、自宅から通う学生の場合、国公立の場合4年間で約500万円、 私立文系の場合約700万円、私立理系(医歯薬除く)の場合約900万円を家計から負担しているという結果が出ています。自宅外学生の場合、 これに加えて500万から600万円ほどが4年間のコストとして上乗せされます。経済的に余裕がないため貯蓄が乏しい世帯の学生にとっては、 非常に厳しい状況であるといえるでしょう。 この経済的な問題を軽減してくれる手段の1つとして、「異世代ホームシェア」の仕組みを使ってみてはいかがでしょうか。
【異世代ホームシェア(世代間ホームシェア)とは】
異世代ホームシェアとは1人で住んでいる高齢者の家の空いているお部屋に学生が一緒に住むというものです。 一見変わったホームシェアで生活は想像できませんがどうなのでしょうか。 異世代ホームシェアではもちろん高齢者と学生は面識がありません。しかし双方、一人暮らしの孤独感を解消することができる点があります。 特に高齢者の方は孤独死という最後を迎える方が少なからず存在します。そんな中で若者と一緒に毎日を過ごせるのは高齢者からすれば充実した日々となるでしょう。 また学生からしてみても家賃や食費などの生活費を全て払わなくて良いため経済的に余裕ができることもメリットです。
【異世代ホームシェアの現状】
では実際に異世代ホームシェアは受け入れられているのでしょうか。 東京都で異世代ホームシェアをされている方の話では、ゴミ出しなど重いものを運ばなければならない時に大学生の力はとても頼りになるということや、 もしも救急車を呼ばなければいけないような症状になったときにでもすぐに頼ることができるということです。 また、学生の話では家賃が安いことが大きなメリットと言えます。一人暮らしほど自由という感じではないかもしれませんがそれ以上の暖かさや 楽しさを感じることができるのが異世代ホームシェアの特徴ではないでしょうか。
【異世代ホームシェアでできること】
いかがだったでしょうか。 双方のデメリットを解消する異世代ホームシェアリング。このシェア方法はこれからさらに数を伸ばしそうです。 このシェアをすることによって大学生は経済面を心配することなく学業に集中することができます。 また高齢者の方は1人暮らしの寂しさや不安を軽減してくれる存在ができ、日々安心して過ごすことができるかもしれません。
【わんるーふで異世代ホームシェア】
異世代ホームシェアは、空き部屋を抱える高齢者宅で、自宅外学生となる人たちが家賃無料ないし非常に低廉な対価で一緒に住まう居住形態です。
自宅外学生にとっては毎月負担する家賃部分を大きく削減し、毎月の生活コストを最大3割ほど軽減する効果が見込まれます。
わんるーふは、厳しい経済状況でも進学しようとする若者と、異世代ホームシェアのためのお部屋を提供することで応援していただける高齢者の方の双方をマッチングすることで、 この社会の中で、民間社会保障ともいえる仕組み作りを目指しています。
ご興味がある方は、わんるーふまで是非お問合わせください。